転職・退職時の保険証の扱いと、新たな健康保険に加入

定期的に病院に通院しているいるけど、近々、転職する予定、もう退職してしまったけど、子供がよく病院にかかる、のに転退職前後の病院にかかっていいの?全額自己負担になるの?など不安に思っている方は多いのではにでしょうか。

会社に努めをしているときは何も気にしなくてもあたりまえのことであっても転退職時などは、普段とちがう状況で何かと不安になることもあるます。

このページでは退職時の保険証の使用、前の会社への返還、退職後につぎの転職先が決まるまでのブランクがある時の健康保険の切り替え手続きを詳しく説明します。

退職時の保険証の使用

保険証を退職日まで使いたい

どうしても治療の関係などで退職日に保険証を使うこともあります。もちろん、健康保険は退職日まで使うことができます。このような場合、退職時に健康保険証を会社に返すことができませんので、事前に会社に事情を説明し後日郵送で返却しましょう。

 

退職後は前の会社の保険証は使わない

退職するときは通常退職日に会社から貸与されていた制服などと一緒に保険証を返します。会社は
保険証を退職日から5日以内に、資格喪失届と一緒に届け出をすることになっています。

このとき、保険証が見当たらず、回収されないまま処理されたが、後から保険証がタンスの奥から出てきたというような場合はすぐに前の会社に連絡して指示を受けてください。

 

退職した会社の保険証を使ってしまった場合

保険証を発見したが、歯が痛くなり我慢できず病院の窓口へ前の保険証を見せて治療をうけた場合、
病院側は、あなたが退職したことを知りませんので、3割負担で計算された金額をあなたに請求します。

しかし、あとになって保険証が使用できないことはわかりますから、3割負担でなく全額(10割)負担が正当なのですから退職時の会社が加入している健康保険(協会けんぽ又は健康保険組合等)から返還請求されます。

返還請求されたら、一時的に健康保険の負担分を立て替えて支払います。そして、新しく加入した健康保険(協会けんぽ又は健康保険組合等)へ療養費の申請を行うことになります。

さらっと書きましたがこの手続きはケッコウ手間がかります、また、前後の健康保険(協会けんぽ又は健康保険組合等)にも迷惑をかけてしまします。

 

保険証を紛失していたとき

会社に保険証を返却するときになって紛失していることに気づいたら、とにかく徹底的に探しましょう。どうしても見つからない場合は、会社に相談してください。健康保険証は身分証明書として使用することもあります。盗難にあった可能性もありますので、すみやかに最寄りの警察署や交番へ「遺失物届」または「被害届」を出して、受理番号をメモしておいてください。

悪用された場合に不正使用されたことの証明になります。

 

保険証の再発行

退職が決まり保険証を探したが紛失していることに気づくこともあります。この場合、退職日までの日数で判断しますが、かなり日数がある場合や現在病院で治療中などの場合には再発行してもらいましょう。

そのようなことにならないように、当たり前のことですが保険証はキチンと管理しておく、退職時には返還するようにしましょう。

 

配偶者や子供等の保険証

配偶者や子どもが扶養者で保険証を持っている場合も、退職した次の日から使えなくなります。

子供が学生で遠方に住んでいるなどのように一緒に住んでいない家族がいる場合などは、早めに連絡して退職日にスムーズに返却ができるように準備しておきましょう。

 

健康保険は常に加入しておく

退職日の翌日に健康保険の資格を喪失します。つぎの就職先まで短期間の失業期間でも健康保険は加入しておきましょう。無加入の期間は病院にかかったら全額自己負担になります。そうならないよう、次に説明するいずれかの健康保険に加入する手続きをしてください。

健康保険の無加入期間をなくすために

退職して、すぐつぎの会社で働くのであれば何も問題ないのですが、すぐに就職は決まりそうもないならつぎの3つの選択肢があります。

国民健康保険に加入する

国民健康保険への加入手続きは退職日の翌日から14日以内に行いましょう。国民健康保険には扶養の概念がありませんので、加入者分も支払うことになります。

例えば、本人と扶養家族が3人いたとすれば、会社などの健康保険であれば、会社に勤めている本人の標準報酬月額で計算された保険料は扶養の人数で変わることはありませんが、国民健康保険の場合は本人+扶養家族3人の4人で保険料が計算されますので注意が必要です。

国民健康保険への加入手続きについて詳しくはこちら

任意継続を検討する

任意継続とは、今まで働いていた会社で加入していた健康保険に継続して最長で2年間加入できる制度です。

加入条件として、

①退職日以前に継続して2カ月以上の被保険者期間があること 

②退職日の翌日から20日以内に手続きが必要 

会社員のときは保険料の半分を会社が負担してくれていましたが、退職により全額自己負担となるので、保険料は会社員のときの約2倍程度になります。

任意継続被保険者の加入手続きについて詳しくはこちら

 

家族の健康保険の被扶養者になる

配偶者や子どもが働いている会社の健康保険の被扶養者になることができないか検討してみましょう。

家族の被扶養者になれば、あなたに保険料の負担はありませんが、収入など条件がありますのでよく確認してください。手続きは家族が勤める会社を通じて届け出することになります。

家族の健康保険の被扶養者になる手続きについて詳しくはこちら

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

最初のコメントをしよう

必須
ログイン