65歳以後は高年齢求職者給付金を一括受給しましょう

65歳未満と65歳以上で受給内容が違う
65歳未満と65歳以上では失業した場合の
受給できる内容が違います。
65歳未65満の人は基本手当ですが65歳以上
の人は高年齢求職者給付金を受給することに
なります。
高年齢求職者給付金
高年齢求職者給付金は一括受給
基本手当の受給は何回かに分けて行われます
が、高年齢求職者給付金は一括で受給できます。
高年齢求職者給付金の受給できる日数
被保険者期間 |
受給できる日数 |
1年未満 |
30日分 |
1年以上 |
30日分 |
高年齢求職者給付金の受給要件
1. 65歳以上の雇用保険被保険者で
あること
2. 労働する意思と能力があり、仕事に
つくための就職活動をしているが仕事に
就くことができない状態にあること
3 離職日前1年間に雇用保険被保険者期間
が6か月以上あること
高年齢求職者給付金の受給期限は1年
高年齢求職者給付金の受給期限は離職日から
1年以内となっています。
例えば、受給できる日数が50日ある人が、
離職日から1年経過まであと20日しかない場合
であれば20日分しかもらうことができなくなり
30日分損をすることになるので注意!
手続きはなるべく早めにしましょう。
高年齢求職者給付金の受給手続き
申請から受給までの流れは次のとおりです。
1. 住所地を管轄するハローワークに求職申し込み
2. 7日間は待期期間
3. 求職説明会に参加し失業認定されれば支給
受給に必要なもの
ハローワークでの求職申込に必要となるものは
次のとおりです。
(ア)離職票1,2
(イ)雇用保険被保険者証
(ウ)写真2枚(たて3㎝×よこ2.5㎝で
正面上半身のもの)
(エ)本人名義の普通預金通帳
(オ)本人の住所・氏名・年齢を確認できる書類
(運転免許証、マイナンバーカードなど)
(カ)求職申込書
(キ) 印鑑
(ク)個人番号確認書類(次のいずれか
・マイナンバーカード、通知カード、
・個人番号の記載がある住民票)
65歳になるのはいつから?
「民法」及び「年齢に関する法律」では年齢は
誕生日の前日に年齢が加算されると規定されて
いる。
例えば65歳の誕生日が7月10日の人は前日
の7月9日で満65歳となり、高年齢求職者
給付金の対象となる。
高年齢求職者給付金は何度でも受給可能
雇用保険法の改正により65歳以上の人も
雇用保険の対象となり、一定期間加入して
いれば高年齢求職者給付金を何度でも受給
することができます。
年金とも併給できるのはうれしいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。